
TC18は、スタジオ撮影で前後のアオリを使える小型ビューカメラです。静物や製品の撮影では、レンズとカメラを独立して調整し、パースペクティブ、構図、合焦面を整えられます。モジュール構造により、被写体と使用機材に合わせたシステムを構成できます。
前後のスタンダードは、それぞれチルトとスイングに±20°対応します。ロックを緩め、手で角度を調整してから固定します。水平シフトとライズ/フォールは、前後とも各±35 mmで、リード4 mmの送りねじにより細かく操作できます。シフトはセルフロック式ですが、より確実に固定するため、調整後のロックを推奨します。
フォーカシングレールには、100分割のマイクロメーター式ノブを備えています。一体型クランクを開いて素早く移動させ、ローレット付き外周で微調整します。クランクを収納しても、ノブの連続した外形とローレットの握り面を保ちます。標準のリード4 mmでは1目盛り当たり0.04 mm、オプションのリード1 mmでは1目盛り当たり0.01 mm移動します。これらは目盛り当たりの移動量であり、実測した位置決め精度ではありません。


モジュールは工具を使わずに分解・再組み立てできます。標準の250 mmレールと4段蛇腹に、個別に選択したレンズボードとカメラ用接続部品を組み合わせます。保管・運搬用の保護ケースが付属します。後部は、横位置と縦位置を90°切り替えられます。
1コマの撮影に加え、レンズを固定したまま後部スタンダードをシフトさせ、イメージサークル内で重なりのある画像を撮影して合成できます。蛇腹を伸ばした近接撮影にも対応し、得られる倍率はレンズと繰り出し量によって決まります。


仕様と構成
| 前後チルト | ±20° |
| 前後スイング | ±20° |
| 前後水平シフト | ±35 mm(各軸の全移動範囲70 mm) |
| 前後ライズ/フォール | ±35 mm(各軸の全移動範囲70 mm) |
| シフト駆動方式 | 前後ともリード4 mmの送りねじ |
| 標準フォーカシングレール | 250 mm |
| 標準蛇腹 | 4段 |
| 正味質量 | 2,400 g(レンズ、レンズボード、フィルムホルダー、雲台を除く) |
| 三脚への取り付け | アルカタイプのダブテール、1/4インチ・3/8インチねじ穴 |
| 保護ケース | 付属 |
レンズボードおよびカメラ用バヨネットマウント/デジタルバック用接続部品は、個別に選択します。カメラ、レンズ、雲台、三脚は含まれません。互換性は、選択した接続部品、蛇腹、レンズによって異なります。


