
DP5は、移動範囲の長い下段レールと、移動範囲の短い上段ステージを組み合わせています。下段でカメラの位置を決め、上段でマクロ撮影や深度合成に必要な細かな調整を手動で行います。
送りねじのリードが異なる2段構造
下段レールの移動範囲は120 mm、送りねじのリードは4 mm、ダイヤル1目盛り当たりの移動量は0.04 mmです。折りたたみ式クランクで素早く位置を変え、下段のロックで位置を固定します。
上段ステージの移動範囲は25 mm、送りねじのリードは0.5 mm、ダイヤル1目盛り当たりの移動量は0.01 mmです。クロスローラーガイドと押し引き式の機構は戻しばねに頼らず、上段は追加のロックなしで位置を保持します。これらの目盛りは移動量の刻みを示すもので、実測した位置決め精度ではありません。


カメラの位置調整と取り付け
標準構成では、上下のステージを同じ軸方向に配置します。上部アルカタイプクランプは、カメラやレンズのプレートに合わせて、取り外して90°向きを変えて再装着できます。ベースもアルカタイプの取付規格です。機構はメンテナンスフリーです。


手動による深度合成撮影
カメラを段階的に移動させ、ピントの合う範囲が重なるように撮影してから画像を合成します。撮影倍率と被写界深度に合わせて移動間隔を選んでください。DP5は手動の位置調整機材であり、撮影と画像合成は別に行います。

仕様
| 下段/上段の移動範囲 | 120 mm / 25 mm |
| 下段/上段の送りねじリード | 1回転当たり4 mm/0.5 mm |
| ダイヤル1目盛り当たりの移動量 | 下段0.04 mm、上段0.01 mm |
| 寸法 | 208 × 90.5 × 48 mm(取付高さ) |
| 質量 | 620 g(クイックリリースプレートを除く) |
| 耐荷重 | 10 kg(水平・垂直使用時) |
